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ビタミン剤

第19章 ニンカツ



甘えるような仕草でうーんってくちびるを
尖らせてキスをねだってくるけど、無視無視。

男相手に妊娠とか、言い出すからなんかムカつく。

そりゃ散々抱かれて盛大に中出しもしてもらってるし、挙句に気持ち良くなれてんだから
まるで女子みたいじゃんって思ったりもするけど


「今のまーくんなら女の子なんてよりどりみどりで選べるじゃないの?
紅白の司会にだって大抜擢されてるし、お茶の間の人気者だもんね。」

「あはは、だったらたいへん。
優良種オス馬、
アイババクシンオーが誕生しちゃうかな?
けど誰も選ばないし、認知なんてしないよーん。」

「種オス馬って…」

「だって、俺はニノちゃんが好きなんだもん
ニノちゃんじゃなきゃイケないし。
それに、ニノちゃんの中にしか出さないもーん。」

「…ん、ちょ…触らないでよ
そこ、やだっ……ぁ…まーくんっ…」


食欲は満たされたのかな?
ううん、優先順位を上げてくれたってことに
しとこうっと。
しれっとトランクスの中に指を差し込んで
まだ熱を帯びてる箇所に這わせてく。

拒むように力を入れて閉じた状態にしたい
のに、胸の突起を摘まれたり、舌を甘噛みされる
ような濃厚なキスをされちゃうと
全身から力なんて奪われて
気がついたらしがみついて腰まで浮かせて
指を招き入れるような恰好になってた。


あ、だめ
そんなに掻き混ぜないでよ
せっかくのまーくんのモノが溢れちゃう



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