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ビタミン剤

第25章 a mole tunnel



「サンキュ斗真。
潤のかわいい声でイケたわ」

「ふっ…うぅ…あぅ…ぁんん」

抜き去るときにまで、
感じてしまって喘ぎが漏れることに鼻で笑われた


「おら、立て。こっち来いよ
まだへばんじゃねえよっ?」

「ああっ…親友なのに…
こんなの…ひどいよ…」


甘く疼いてる身体で
ベッドへ這い上がるように上って
仰向けで大の字で寝転ぶ
翔くんに甘えるように擦り寄っていく。

翔くんの手で容赦なく握られる
吐き出したものを滴らせた下腹部の中心が
再び与えられる強い刺激に反応し始めた。



「ってか、
おまえだってトコロテンでイケただろ?
散々楽しんで、感じたんだろ。
それを今更、親友気どり?
親友よりセックス相手選んでんじゃねぇよ
もう、反応してやがるっ
おまえはどんだけどスケベなんだよ。」

「や…ぁうっ…翔くんっ!」


達したばかりなのに過剰な刺激
翔くんのつくりだす痛みにも似た麻薬のような
快楽は徐々に思考を停止させていく



「嫌ならこれで終わらせてもいいんだぜ?
さっさとこの部屋から出てけよっ
大事な大事な親友のところに
潤のとこへでも駆けつけてやりな。」

「違っ…違う…ああ…翔くんごめなさい
翔くんと…一緒にいたいです
もっと翔くんに抱かれたい
お願い…翔くんが…もっと欲しい」


ベッドに横たわる支配者にすがりつく

親友なんて名乗る権利もない
肉欲に溺れて、嬲られながら
暴力的なセックスにのめり込んでるのは
俺自身なんだから。


「斗真。来い、泣くな
知ってるだろ。おまえの泣き顔は
もっと虐めたくなるんだよ?
ったく煽りやがって」


翔くんの腕がようやく抱きしめてくれた。



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