
ビタミン剤
第40章 嵐影湖光
Sside
ガチャガチャガチャ
ガチャリッッ
「…うそっやっ…ぁんんんッッ!!」
「ちょっ…待てっ…ぅ…くっ!」
扉が開かれた瞬間
奥歯を噛み締めてもやり過ごせない程の締め付けによる肉襞の収縮。
極度の緊張による強烈な締まり具合
耐えきれず俺の砲身は勢いよく精子を吐き出し
潤の奥に搾り取りように注ぎ込む。
潤の花芯からも勢いよく白濁りが飛びだしていた。
「…もお、2人ともズルい。
俺だけほっとかれてこんなとこで
始めちゃうなんて、廊下に聞こえちゃってるし。」
「ノックぐらいしろって言ってんだろ。
くっそっ今ので潤の中で出しただろうがっ。」
「そんなこと…言われても。
俺だってお使いだって命令されていきなり部屋から 放り出されかしこく帰ってきたんだよ。
だからぁ、ね?ご褒美。」
淫蕩な俺たちの状況を目撃しても
普段とからない明るくやわらなか口調。
潤1人だけ
理解し難い状況にかるいパニックを覚えてる様子で身体がかるい痙攣を起こしていた。
「…ちょっ…やっ…待って…なんで雅紀?
ぁ、うそ…なんで?
…ひっ… ぁん…やめっ、ァァアンッ。」
潤の絶望と疑念を織りなすかすれた声が
あまいファルセットの響きに変化していく。
