星に見ている
第12章 揺らぐ心は誰思う
「真木・・・先生・・・、なんで・・・・」
僕の、声はーーーー・・・ 驚くほど重く・・・
吐き出された言葉は、誰にも届かず・・・床に落ちたーーー・・・
「うゎ、そんな時間?!手塚、帰ろうぜ!」
ビクン!!と、雄二の声にーーー・・・強く反応してしまう
「暗くなってきましたしーーー・・・二人とも・・・気をつけて帰ってくださいね」
ーーーーーあ・・・
待ってーーーー・・・
僕・・・先生に、渡したい モノがーーーー・・・
「手塚?ほら、行こうぜ」
雄二は、声かけに反応のない僕の、手を取り・・・
教室を出るーーーー・・・
「///雄二!!」
僕は、雄二の行動にーーーー緊張する・・・
どうして・・・
片想いを止めようって、思ったとたんに・・・
手とかーーーーー・・・握るんだよ・・・
それにーーー先生ーーー・・・
先生が、見ているーーーーーーーー・・・