星に見ている
第16章 真夜中の告白……
「ーーーー先生…今…何処ですか?
会いたいです!何処でも…行きます!!」
「ーーーー…」
先生の息づかいが…聞こえるだけで…
先生から…返事は返って来なかったーーー…
「ーーーーなら、待ってます…
学校の裏に有るーーーー…高台の公園に…僕は居ます…
居ますから……待ってますからーーー…」
「ーーーて…」
僕は、先生の返事を待たずに…
電話を終わらせたーーーーーーーー…
答えなんか…
待ってればーーーーーー…解る事だ…
僕は、溢れそうになる涙を袖口で拭きーーーー…
高台の公園に向かったーーーーーーー…