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星に見ている

第3章 いる


夜空に輝く星を見上げると…


胸の奥の…必死に押さえていた恋心が…



扉を開けて出てきた――――…









「――――…好き…だった…


…本当に……好きだったんだ…



好き――――――…だったよ」






声は―――――…僕の口から…


外に飛び出した―――――…


そして…





白い息と共に――――――…




夜空に消えた――――…





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