星に見ている
第16章 真夜中の告白……
「///え?!先生、そ…のケガ…どうしたの?!」
「ーーー彼の突拍子もない提案に唖然と、してたら…
ヤられそうになってーーーー…抵抗して…殴ったら……殴られて
こんな感じ…ですよ…
最終的には、警察沙汰になってしまってーーー…
さっきまで…署でお世話になってました…
電話に出られなくて…すみません…」
「えーーーーー…あ、じゃあ…」
僕はベンチから立ちあがり…先生に近づく…
「///わ…別れ話しじゃ…無いですよね…」
先生は、驚いた顔をして…イテテっと、頬を擦った…
「別れ話しを…クリスマス・イブにするなんて…
考えた事もありませんよーーー…」
「///あ…警察…沙汰って…事は…
元恋人さん…とは///…どう、なったんですか?」
僕は、先生の目の前で……
涙を堪える…
「ちょっと…大事になってしまってね…
彼の立場やプライド…自信があった顔面をボコボコに傷付けてしまったから…警察で別れ際に…
“二度と画家を名乗れなくしてやる!”って、脅されたよ…」
「はぁ?!なっ、なんてヤツだ!!」
「俺も…そう、思ったよ……」
先生は、僕を見下ろし…優しく笑ってくれた