星に見ている
第7章 先生と生徒
雄二の開くページには、ちょうど…艶かしいグラビアが写っていた…
「やっぱり…胸は大事だな…」
そう言う雄二は、ページをゆっくりめくる―――――…
女の胸か―――――――…
だよな…雄二は…胸…揉みたいよな…
男には…胸ないし…
乳首が感じるかなんて……僕には解らない…
グラビアアイドルは…尻肉ギリギリの水着を惜しげもなく見せつけ…誘惑する…
「―――――…雄二は、そう言う女がいいのか?」
僕は、少しグラビアアイドル達を蔑む感じに呟く…
「――――――…男は皆こんなの好きだろーが!!手塚だって、可愛い子や美人がいいだろ?」
「―――――まぁな…」
嘘を……ついた…
女に興味はない…
僕は…雄二に興味がある…
…それは、口が裂けても言わない…