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星に見ている

第7章 先生と生徒


コンビニの袋を持ち…


フラフラと帰る―――――…



雄二への恋心は…確かに半減している――――――…


でも…嫌いになるかと言われれば…そんな事なくて…


初恋の…苦く苦しい感覚や…



愛しい感覚は残っている…




多くは望まない…



そう…思っているのに……



たまに…ズルい自分が現れる―――――――――…





今日は……星が…



見えない―――――――…




僕の行き場のない恋心は…


夜の星になったはずなのに…






たまに……光をさして…



「忘れないで…」



と…心を揺るがす…






でもさ――――…



どうしたら…いいんだろうな…








真木先生なら……



聞いてくれるだろうか……




僕は、明日も美術室に行こうか……




悩む―――――――…




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