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えっちの経験値

第1章 好きになってもいいですか?

「先生……あの……」

私は何がしたいの?

心の中で自問自答を繰り返す。

「用件が無ければ戻りますけど」
「あ……はい」

冷たくあしらわれる。

蓮先生が保健室の引き戸に手を掛けた。

「先生ッ」

また引き止めてしまった。

「どうしました?」

同じことの繰り返しだ。

蓮先生は私に呆れているだろう。

……私も。

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