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えっちの経験値

第13章 私の全てを受け入れてくれますか?

特売ケーキを囲って
母親と大輔と私は
ダイニングテーブルに着いた。

「お父様がいらっしゃらないのに
お邪魔してしまい申し訳ございません」
「いいのよ。残業だから。大輔くん
遠慮しないで食べてね」

父親の残業というのは嘘。

本業の後はパチンコ屋の景品交換所で
アルバイトをしている。

私の学費を稼ぐ為だけに。

感謝してる。

両親にこれ以上の迷惑は掛けられない。

高校卒業後は就職するか
アルバイトをしながら
専門学校に通うつもり。

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