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えっちの経験値

第2章 一之瀬蓮の事情①

結城と会話どころか目も合わない状態で
初夏を向かえ水泳の授業が始まった。

ここでも結城の水着姿に目が止まる。

欲情はしない。

結城も俺の視線を感じていない。

泳ぎを苦手とする生徒らを
俺が指導している中
結城は一番端のレーンで
颯爽とターンを繰り返し泳ぎ続ける。

細い身体でダイナミックな泳ぎを
感心していた時だった。

颯爽とした泳ぎが突如と
不格好な泳ぎになっていた。

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