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えっちの経験値

第16章 笹野大輔の事情③

「ぁあんッ……ぁんッ……ぁんッ……」
「うぅッ……ハァッ……ハァッ……」

『大ちゃんのお嫁さんにして』

深夜バスで狸寝入りをしている俺に向かって
呟いた咲良の言葉。

思い出しただけで身の毛がよだつ。

「ハァッ……ハァッッ……」

一心不乱に腰を激しく揺する。

結婚というプレッシャーに
振り回される自分から逃れる為に。

若干20歳で医大生の身である俺に
結婚なんて考えられない。

ましてや相手が咲良なんて。

セックス漬けになってしまった
咲良なんて考えられない。

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