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えっちの経験値

第22章 一之瀬蓮の事情⑧

「御注文はいかがされますか?」

千佳がメニュー表を受け取り
俺が後ろから覗き見る体勢になった。

確かに料金はリーズナブルで
チャージ料も記載しており
一般的な価格設定。

「俺はマッカランをダブルで」
「私は……えっと……」

この体勢のせいか千佳は動揺しているようで
メニューを決められずにいた。

「もし差し障りが無ければ、お客様を
イメージしてカクテルをお作りしても
よろしいですか?」

黒服の合いの手に千佳は
「それでお願いします」と返事をした。

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