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えっちの経験値

第22章 一之瀬蓮の事情⑧

黒服は注文した酒と灯されたキャンドルを
テーブルに置いた。

「こちらのテーブルから半径2メートルは
誰にも見えませんので。では、ごゆっくり」

黒服の言っていた通りだった。

俺たちのテーブルから去っていく黒服は
2メートルほどで視界から消えた。

「綺麗なカクテルですね。飲むのが
勿体ないです」

千佳は今にもソファーから落ちそうな
体勢を維持していた。

「千佳先生。もっと奥までいいですよ」
「あ……はい」

千佳は尻をじわじわと動かす。

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