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えっちの経験値

第4章 一之瀬蓮の事情②

似たような現象であっても状況が異なる。

保健室は学内であり
結城は俺が掛けたタオルを羽織り
水着姿だった。

今も結城の身体はタオルで纏ってはいるものの
そのタオルの下は……

「キスだけで終わらせる自信が無い」

正直に伝えた。

むしろよくここまで我慢出来たものだ。

俺の妄想の中では
とっくに結城を抱いている。

「先生だったらいいよ……」

結城は覚悟を決めたように目を閉じた。

ただ……身体は震えていた。

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