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えっちの経験値

第40章 佐倉千佳の事情⑤

「あぁぁぁッッッ!!!」
「翔太が襲われてるぅぅぅッッッ!!!」
「翔太ぁぁぁッッッ!!!」

部室のドアに背を向けていた私は
フットサル部の部員が居ることに気付かず
呑気に腰を振っていた。

「待ってッ!違うのッ!翔太くんッ!
ちゃんと皆に説明してッ!」

翔太はスッと私の身体から離れた。

「俺、やめろって訴えなかった?」
「ちょッ……だ……だって翔太くんから
私を誘って……だから私……」
「はぁ?何すっとぼけたこと言ってんだよ」

そして翔太は着替えを終えると
部員の方に向き直る。

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