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えっちの経験値

第45章 若松百合の事情①

「ありがとう」

こんな幼稚な想いを悟られたくなく
平然さを振る舞いお茶を口にした。

「百合さん、シャワーでも浴びて今夜は
ゆっくり休んでください」
「なんか……ごめんね。今夜だけお世話に
なります。本当にありがとう」

行くあては無いけど
このまま蓮のお世話に……
蓮の部屋に居てしまっては
私がどうにかなってしまいそう。

「落ち着くまで居てもらって構いませんよ。
とりあえずシャワーどうぞ」

タオルを渡されシャワーを借りた。

孝之以外の男性と共同生活なんて
私に出来るのだろうか。

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