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えっちの経験値

第53章 朝比奈馨の事情④

「咲良ちゃん。ただいま」

きっと咲良は……

『おかえりなさぁい。朝顔先生ありがと。
蓮先生とヨリが戻ったぁ。朝顔先生の
おかげだよぉ』

……と、ウキウキだろう。

『いやいや、俺は何も。咲良ちゃんが
頑張ったからだよ』

……と、さらっと答える俺。

完璧。

咲良はリビングでテレビもつけずに
ボーっとしていた。

「あ……おかえりなさい……てか、朝顔先生の
おかげで……」

ん?

咲良の様子が俺の想像と違う。

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