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ユキメちゃんは
かなり心細げだ…

大阪で暮らすのは
ナオ君が
ちゃんと夜に一定の時間に帰ってきて
育児のこととか
ユキメちゃんの話を
ちゃんと聞いてあげるのなら
ユキメちゃんも
なんの不安もないが…

俺とオナニー同盟を組むきっかけになった
あのユキメちゃんの
俺んちへの最初の訪問の頃から
ナオ君が忙しくなり
仕事では出世してくのに
それに反して
家庭での夫婦の会話や
ましてや
身体のふれあいの時間が無くなっていってるから
そんな夫婦の状態で
大阪に行き
なれない土地で家庭を守り育児をすることに
ユキメちゃんは
不安で一杯になっていたんだ…。

可哀想にユキメちゃん


――――チクン…

えっ？

――――チク―――――…………ン……。

えっ？
なんだ？

俺の汗くさい胸に
おでこを当てるユキメちゃんを
俺…

なんだか…

ギュッて抱き締めたくなる…


なんか
変な感覚だ…………。