Kissからはじめよう SO & AN
第77章 UB6 雅紀
「ダメ?あ、じゃあさ、そろそろ具体的な部屋探しだけでもしない?
和くんの条件は何だっけ?会社に近い方がいいよね?千代田線沿線とか?」
「・・・そりゃまぁ近い方がいいけど・・・」
「ん?じゃあ?自分の部屋が欲しい?そうなると、和くんの部屋と寝室とリビングで
2LDKかな」
「まーくんは要らないの?自分の部屋」
「俺はいいよ。PCさえあればどこでも仕事出来るもん。
リビングで仕事して 隣に和くん居てくれたらその方が嬉しいし」
「まーくん・・・」
和くんの目がちょっとうるっとした気がした
そして次に言われた言葉は
「俺も いつもまーくんと一緒に居たい」
「・・・和くん・・・」