Kissからはじめよう SO & AN
第27章 君のために僕がいる10 和也
10-8
「でも、まーくんにしてはかっこいいタイトルつけたんだな『Nobody but you』だなんて。
いくら曲のタイトルパクったとは言え オシャレじゃん」
「あぁ・・・、さっきはああ言ったけどホントは最初違うタイトルだったの、でもあんまりだから変えろって言われて、急遽あの曲のタイトル使わせてもらったんだ」
「へぇ・・・最初はなんてタイトルつけたの?」
「『君のために僕がいる』これ、いいと思わない?ストレートに俺の気持ち表してたんだけど出品する時 先生に見られて変えたほうがいいって言われたんだよね」
「・・・変えてよかったよ・・・」
「え?そう?そうかなー、俺は絶対こっちの方がいいと思うんだけど」
「まぁ、お前らしいって言えばらしいのかも・・・なんたって亀にカメって名前付けるセンスの持ち主だもんな」
「あー・・・それね・・・」
「ん?何だよ・・・」
「後で教えるね」