Kissからはじめよう SO & AN
第1章 コイゴコロ1 翔
1-2
子供の頃から努力を怠らず邁進した結果、
一流と言われる大学を出て
一流と言われる会社に入ることができた
順風満帆、意気揚々と新生活を始めた俺だった・・・が。
就職してはや2年半、最近 何だか軽く欝になったような気分だ
せっかく家を出て念願の一人暮らしを始めたというのに、毎日遅くまで残業し、ヘトヘトになって、マンションには寝に帰るだけ
飯も毎日 コンビニの弁当かカップラーメン
平日は風呂を洗う元気もなく シャワーのみの毎日で 体の疲れも溜まっていく一方だ
今日も重い身体を引きずるようにして家まで帰り、床のゴミを跨ぎながら ソファーにズルズル崩れ落ちる
「あの子・・・どこにいるのかな・・・」
子供の頃から努力を怠らず邁進した結果、
一流と言われる大学を出て
一流と言われる会社に入ることができた
順風満帆、意気揚々と新生活を始めた俺だった・・・が。
就職してはや2年半、最近 何だか軽く欝になったような気分だ
せっかく家を出て念願の一人暮らしを始めたというのに、毎日遅くまで残業し、ヘトヘトになって、マンションには寝に帰るだけ
飯も毎日 コンビニの弁当かカップラーメン
平日は風呂を洗う元気もなく シャワーのみの毎日で 体の疲れも溜まっていく一方だ
今日も重い身体を引きずるようにして家まで帰り、床のゴミを跨ぎながら ソファーにズルズル崩れ落ちる
「あの子・・・どこにいるのかな・・・」