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きみがすき

第11章 *ジュウ*



そんなことをボケッと考えてたら、
右頬に冷たいものが触れ

「うわ冷た!!」


相「むふふ、お待たせー
相葉ちゃんスペシャルクリスマススイーツ!」


「もぉ!ビックリするじゃん!」


相「へへ、ごめんねニノちゃん。」
ちっとも悪びれない様子のニコニコ顔。



松「お、ちょうど料理も食べ終わったとこ。」
そう言って潤くんは、俺の隣に腰をおろした。
少しだけ触れた肩にドキッとして潤くんを見ると、照れたように笑う瞳と目が合う。


相「あーもぉ熱い!せっかくのデザートが溶けちゃうから早く食べて!」
なんて言いながらも、相葉さんの目元は優しい。

「…うるさいなぁ」
なんて可愛くない事を言っちゃうけど、誰よりも俺達の事を心配してくれていたのは相葉さんだと思う。これでも感謝してるんだよ。
これも言ってやんないけど。


そんな俺の気持ちを知ってか知らずか
相「ふふ。
さ、大ちゃんも食べて!」
と、今度は満面の笑みを見せた。



**

「はぁお腹いっぱい、久しぶりにこんなに食べた。」

大「どれも美味しかったなぁ」

松「ったく、かずは相変わらず食がほせーな。もっと食べないと倒れんぞ。
まぁでも、かず、大野さん、今日はありがとうございました。お陰で改善点見つかったし、な?雅紀?」

相「そうだね。これでもっと良いものが出来そうだね。ほんとに2人ともありがとう!」

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