
きみがすき
第34章 *じゅういち*
*櫻井*
ん あれか?
俺が見つけると、智くんも俺の方を見た。
*
今日は、久々に残業せずに帰宅した。
だってさぁ?ずっと残業残業ってありえなくない?
仕事は…まぁすきだし使命感もあるけど、一生此処で働いていくとなると、この環境の改善は必要だよな。
ま、つーのもあって帰れる時はさっさと帰る。のが俺のモットー。
で、疲れもあったし寄り道もせず家に帰って来た訳だけど…
趣味がない俺は、急に時間ができても何すっかなー?になる。
でもボーっとするのは勿体ない
取り敢えずビール?
も、いいかなぁなんて思ったけど、家に入って思ったのは、部屋がクソ汚ねぇ←
そーいや暫く掃除してなかったかもー
だから?この機会に掃除をすることにした。
本とか雑誌とか新聞とかは重ねて壁に寄せて、服は洗濯機に放り込んだ。ゴミはゴミ箱へ。
頑張ったのは風呂とトイレの掃除。キッチンは使ってないから綺麗だしね。
なんやかんややって
「ふぅ…」
と、息を付いたのは21:00前。
我ながらちょー頑張ったんじゃね?
キラキラ。とまではいかないけど、いつもより数段輝いている俺の部屋。
そーなるとだ。誰かに見て貰いたくなるのは仕方がないでしょ
この状態が週末までもつとは思えないし←
つーことで、そろそろ帰る頃かな。って、智くんに連絡することにした。
…あ、智くんの会社こそブラックだと思うよ。でも、社員の方々はなかなか生き生きと仕事してんだよね。それも結構問題だけど…。
ま、これはまた別の時に。
んで、電話をかけたわけだけど
…っ
大「翔くん!」
コールが鳴り始める前に出た智くん。
「いやいや!出んの早くね…」
大「どうしよう!」
「…は?」
俺の耳に入ってきたのは、そんな智くんの焦った声だった。
つーか
電話越しにザァザァ。と聞こえた雨音。
外、雨降ってたんだな。掃除に夢中で気が付かなかったわー。
そして智くんは「ニノが…ネコが…そしたらニノが…」とか訳のかわらん呪文を唱えはじめて。
取り敢えず落ち着けと、状況を確認した。
*
んで、今俺は智くんとニノの元へ来たって訳だけど…
なんとなく予想はしてたが
2人共びしょ濡れじゃん…
俺の知らない間にかなり雨は降ったみたいで、でも俺が家を出た時には、雨はすっかり止んでいた。
ん あれか?
俺が見つけると、智くんも俺の方を見た。
*
今日は、久々に残業せずに帰宅した。
だってさぁ?ずっと残業残業ってありえなくない?
仕事は…まぁすきだし使命感もあるけど、一生此処で働いていくとなると、この環境の改善は必要だよな。
ま、つーのもあって帰れる時はさっさと帰る。のが俺のモットー。
で、疲れもあったし寄り道もせず家に帰って来た訳だけど…
趣味がない俺は、急に時間ができても何すっかなー?になる。
でもボーっとするのは勿体ない
取り敢えずビール?
も、いいかなぁなんて思ったけど、家に入って思ったのは、部屋がクソ汚ねぇ←
そーいや暫く掃除してなかったかもー
だから?この機会に掃除をすることにした。
本とか雑誌とか新聞とかは重ねて壁に寄せて、服は洗濯機に放り込んだ。ゴミはゴミ箱へ。
頑張ったのは風呂とトイレの掃除。キッチンは使ってないから綺麗だしね。
なんやかんややって
「ふぅ…」
と、息を付いたのは21:00前。
我ながらちょー頑張ったんじゃね?
キラキラ。とまではいかないけど、いつもより数段輝いている俺の部屋。
そーなるとだ。誰かに見て貰いたくなるのは仕方がないでしょ
この状態が週末までもつとは思えないし←
つーことで、そろそろ帰る頃かな。って、智くんに連絡することにした。
…あ、智くんの会社こそブラックだと思うよ。でも、社員の方々はなかなか生き生きと仕事してんだよね。それも結構問題だけど…。
ま、これはまた別の時に。
んで、電話をかけたわけだけど
…っ
大「翔くん!」
コールが鳴り始める前に出た智くん。
「いやいや!出んの早くね…」
大「どうしよう!」
「…は?」
俺の耳に入ってきたのは、そんな智くんの焦った声だった。
つーか
電話越しにザァザァ。と聞こえた雨音。
外、雨降ってたんだな。掃除に夢中で気が付かなかったわー。
そして智くんは「ニノが…ネコが…そしたらニノが…」とか訳のかわらん呪文を唱えはじめて。
取り敢えず落ち着けと、状況を確認した。
*
んで、今俺は智くんとニノの元へ来たって訳だけど…
なんとなく予想はしてたが
2人共びしょ濡れじゃん…
俺の知らない間にかなり雨は降ったみたいで、でも俺が家を出た時には、雨はすっかり止んでいた。
