きみがすき
第6章 *ゴ*
「は?」
思わず、心の声が出る。
俺と潤くんが、付き合ってる?!
何処でそうなったのよ。
大「そりゃ松潤怒るよね!
俺とは何でもないって言いに行かなきゃ!」
「ま、待って、何か誤解が…。」
あ、でも俺が大野さんのこと好きかもって
誤解は解けてないけど。
大「今日、お店やってる!?
俺、松潤の所に行ってくるから!」
「俺の話を…」
大「あ!でもお店に行っても、忙しそうだから話せないかな?!どーしよ…。」
一方通行過ぎるでしょ。
大「でも、とりあえず行ってみ…」
「大野さん!!ストップ!
俺の話を聞いて!」
あ、やべ、思いのほか大声出ちゃった。
大「…。」
いや、反応返して。
電話だから黙られると困るから。
「あの、大野さん?」
大「…ハッ!」
フリーズしてたの?笑
「大丈夫ですか?
急に大声出してすいません。
ぜんぜん俺の話聞いてくれないから。」
大「…あ、びっくりしただけ。何?」
何じゃないでしょーよ。
ここは天然なの?
「えっと…あのですね。
俺と潤くんとの話なんですげど、
俺と潤くんは、…付き合ってないですから。」
…なんでわざわざ言わなきゃなんないのよ。
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