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崩れ落ちたプライドの先に…

第5章 保健室

————ガラガラ…


『失礼します』


私は、そうあいさつして保健室に足を踏み入れた。



「あっ、東城さんじゃないか…どうしたの?具合でも悪いの?」



そう心配してくれたのは、保険医であり保健体育教師でもあり生活指導の先生。


新垣昴【にいがき すばる】


私は、よく理解できないが…昴先生は、かっこ良くて女子の間では、人気。


まぁかっこ悪くは、ない…と思う。


でも優しいのは、認める。


生活指導の先生のくせに、髪の毛とかにも気を使ってかっこ良くセットしている。



私は、取り敢えず先生の座っている向かい側の椅子に座った。

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