微熱Boy
第1章 *始まりは最悪*
俺は近くに居た、
マネージャーに、
『ねえ!
マネージャー!』
『ん?どうした?
桐矢?』
『あそこで写真、
撮ってる奴って、
こないだ俺の事、
無断で撮った奴だよね?』
『ああ、彼か?
そうだよ♪』
『あのさ-?
アイツって何者?』
『---桐矢---
知らないのか?』
『知らねえから、
聞いてんじゃん!』
『まあイラつくな!
彼は業界切っての凄腕カメラマンの、
早瀬竜だよ♪』
---え?---
カメラマン---
『早瀬さんに、
撮られたがってるモデルや女優は、
御満といるよ♪』
---早瀬竜---
---アイツ---
カメラマンだったんだ---
---その時---
アイツが俺に気が付いて、
満面の笑みで俺に近ずいて来た---
アイツとの、
2度めの出逢いに、
俺の心臓は、
高鳴っていた---
その時アイツが俺に、
気がついて、
満面の笑みで俺に近ずいて来た。