微熱Boy
第1章 *始まりは最悪*
---クソッ---
なんだって今アイツの顔が、
浮かぶんだよ---
---マジ---
信じらんねー!
俺は第1ラウンドを終えて、
疲れ果ててる優奈に……
『---優奈---
もう一回シヨ?……』
…と、
お願いした♪
『---ちょ---桐矢---
無理よ、、、
休憩しましょ!』
『---ええ---無理ィ~ホラ♪』
と言って、
優奈の右手を、
俺自身に導いた。
『---アッ---桐矢---』
『---な---』
『---もう---しょうが無い人!』
そう言いながら、
優奈は俺の首に、
腕を絡めて来た。