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相葉さんの恋人になる方法

第4章 作戦。

S「それって・・・さ。脈ありって事なんじゃないの・・・?」


O「脈ありだろそりゃ〜」


NS「「うわぁぁっ!!」」


いつの間にか大野さんがすぐ後ろに立っていた。


S「智くん!いつからそこに?!」


O「抱きつかれたらドキドキしちゃう?ってとこから。」


N「はじめからじゃねーか!声かけなさいよ。」


O「2人とも真剣で口挟めなかったんだよ。
てか楽屋でこんな話、気をつけろよ?」


確かにその通りだ。
いつ誰がやってくるかわからない楽屋。
もし聞かれたら嵐の存続に関わる。


N「そうですね、すみません。」


大野さんがニヤリと笑う。


O「素直なニノは可愛いよ。ツンデレってのは得だなぁ。」


相葉さんにもツンデレって言われたな。
なに、俺ってツンデレなの??


S「確かに、ニノいつも口悪いしツンツンしてるもんな。そんなニノに甘えられたら、戸惑うかも。」


O「特に相葉ちゃんに対してはツンツンが多いニノだ。
デレられたら可愛いと思うだろ〜。」


S「ははっ確かに。相葉くん単純だから、甘えられるの好きそうだよね。」


O「よし、デレにのちゃんで相葉ちゃんメロメロ作戦だ!!」


N「なんだそれ!てかダサい!!」


O「どんどん甘えてけ。」


N「・・・ていうか大野さん。
俺が相葉さん好きって、驚かないの?」


大野さんには話してない。
男同士、しかもメンバーだよ?
何でそんな普通に受け入れてんの?


O「ニノの気持ちなんて見てりゃ分かるっての。
俺はニノが幸せになってくれりゃそれで良いの。」


N「・・・・・。」


O「今まで1人で抱え込んで・・・頑張ったな。」


大野さんがふにゃりと笑う。
そうやって、ずっと見守ってくれてたの・・・?

なんだよ、泣かせたいのかよ。


1人で抱えてた相葉さんへの想い。
メンバーに恋愛感情持つなんて、反対されたっておかしくない。
それなのに2人は認めてくれた。
嬉しすぎて言葉がうまく出ない・・・


その時、ガチャガチャとドアが鳴った。


M「誰だよ鍵なんか掛けてんの!おい、開けろ!」


O「ヤバイ。聞かれちゃマズイと思って鍵掛けてたんだった。」


S「智くんすげーな!冷静!」


ほんとスゴイ人だよ、あんた達は。
大野さん、翔さん、2人に出会えて、俺は幸せだよ・・・

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