相葉さんの恋人になる方法
第4章 作戦。
A side
にのが、ジュースを買いに行こうとする俺の服の裾を遠慮がちにつまんで、真っ赤になって俯いている。
N「俺も一緒に行く・・・。」
小さく呟いたにのはもう耳まで赤い。
なんだこの可愛い生き物は?!
俯くと長い睫毛がよく見える。
色白のにのが赤くなると熟れた果実のように色っぽくて・・・
俯いて見えない瞳は、潤んでいるのだろうか。
ヤバイぞ。
動揺するな、普通に装え!
かなり声が裏返ったし、どもった気がするが、なんとか返事をしてにのと2人で楽屋を出た。
AN「「・・・・・・・・・」」
いまだ裾をつかんで少し後ろを歩くにの。
歩きにくい。
けど可愛い・・・
恥ずかしい・・・
色んな感情がごちゃ混ぜになって、頭がパンクしそうだ。
N「歩きにくい・・・」
にのがボソっと呟いた。
A「え?!」
N「これ歩きにくい。」
にのは立ち止まって服を離した。
A「まぁ、そりゃ歩きにくいだろうね・・・じゃあ何で裾つまんだりしたの?」
N「・・・っ!!別に・・・!!意味なんかねぇよっ!!」
真っ赤になって潤んだ瞳で睨まれてもね・・・可愛いだけだよにの!!
もう耐えられない。
思わず俺も真っ赤になって叫ぶ。
A「じゃあ、手繋ごうよ!!歩きやすいじゃん!!」
N「・・・へ?」
しまった。
何言ってるんだ俺・・・
A「いや・・・そうじゃなくて・・・」
俺達は大の大人だ。
くっついて歩く必要なんてない。
何でこう俺は変な事ばっか口走るんだ。
もう泣きたいよ・・・
N「そ・・・っか。」
A「え」
焦って弁解しようとする俺の手に、ふわっとにのの手が重なる。
N「ふふふ、今日は相葉さんの手のが温かいんじゃない?眠いの?」
A「っ!!」
いつかの俺のセリフを真似て、ニコっと微笑むにの。
さっきまで真っ赤な顔で睨んでたくせにぃ〜!
・・・ツンデレ万歳。
にのと繋いだ手から、ドキドキが全身に広がっていく。
今すぐに抱きしめたい気持ちを、何とか理性で押し留める。
もう降参だ。
認めるしかない・・・
俺は、にのに惹かれてる・・・
にのが、ジュースを買いに行こうとする俺の服の裾を遠慮がちにつまんで、真っ赤になって俯いている。
N「俺も一緒に行く・・・。」
小さく呟いたにのはもう耳まで赤い。
なんだこの可愛い生き物は?!
俯くと長い睫毛がよく見える。
色白のにのが赤くなると熟れた果実のように色っぽくて・・・
俯いて見えない瞳は、潤んでいるのだろうか。
ヤバイぞ。
動揺するな、普通に装え!
かなり声が裏返ったし、どもった気がするが、なんとか返事をしてにのと2人で楽屋を出た。
AN「「・・・・・・・・・」」
いまだ裾をつかんで少し後ろを歩くにの。
歩きにくい。
けど可愛い・・・
恥ずかしい・・・
色んな感情がごちゃ混ぜになって、頭がパンクしそうだ。
N「歩きにくい・・・」
にのがボソっと呟いた。
A「え?!」
N「これ歩きにくい。」
にのは立ち止まって服を離した。
A「まぁ、そりゃ歩きにくいだろうね・・・じゃあ何で裾つまんだりしたの?」
N「・・・っ!!別に・・・!!意味なんかねぇよっ!!」
真っ赤になって潤んだ瞳で睨まれてもね・・・可愛いだけだよにの!!
もう耐えられない。
思わず俺も真っ赤になって叫ぶ。
A「じゃあ、手繋ごうよ!!歩きやすいじゃん!!」
N「・・・へ?」
しまった。
何言ってるんだ俺・・・
A「いや・・・そうじゃなくて・・・」
俺達は大の大人だ。
くっついて歩く必要なんてない。
何でこう俺は変な事ばっか口走るんだ。
もう泣きたいよ・・・
N「そ・・・っか。」
A「え」
焦って弁解しようとする俺の手に、ふわっとにのの手が重なる。
N「ふふふ、今日は相葉さんの手のが温かいんじゃない?眠いの?」
A「っ!!」
いつかの俺のセリフを真似て、ニコっと微笑むにの。
さっきまで真っ赤な顔で睨んでたくせにぃ〜!
・・・ツンデレ万歳。
にのと繋いだ手から、ドキドキが全身に広がっていく。
今すぐに抱きしめたい気持ちを、何とか理性で押し留める。
もう降参だ。
認めるしかない・・・
俺は、にのに惹かれてる・・・