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A side



どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・




さっきからにのの事が頭から離れない。
いや、この数日ずっとだ。




俺ってホモなの？
今まで女の子としか付き合った事ないけど！
てか女の子が好きなんだよ俺は！




確かに、にのは男の割りに華奢で顔も可愛い。
声も高くて色白で、正直その辺の女の子より可愛い。
うん、可愛い。
何回可愛いって言うんだ俺。




落ち着け！！




最近、にのが冷たくて、何となく避けられているようにも感じていた。
すごくすごく寂しかった。




そうだ、それを何とかしたくて飲みに誘ったあの日から、にのが急に甘えだして・・・
甘えるにのに免疫が無いから戸惑ってるんだ。




今、にのに惹かれてるのは認めよう。
可愛いんだもん！！





でも！！






俺は女の子がすきなんだぁ〜！！






いつものツンツンにのとのギャップに萌えてるだけだ、確かに最近ご無沙汰で欲求不満なのも事実。





だから、華奢なにののチョット色っぽい姿に欲情してしまっただけで・・・




恋なんかじゃない。





必死ににのへの気持ちを整理していたら、思いっきり頭をはたかれた。