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相葉さんの恋人になる方法

第7章 臆病。

A side


A「に、にの?!」




捨てられた子犬のような、ウルウルの頼りない瞳。




N「・・・俺、素直になれなくて。」



さっきとは違って、真っ直ぐに俺を見てる。




N「ごめん・・・呆れた??」




A「ああ、もう可愛いなぁ。」




今日だけで、今まで知らなかった色んなにのを見てる。
その度に愛しさが増していくよ。



A「にのって甘えん坊なんだね。いっぱい甘やかしたくなっちゃうよ。」



N「・・・っ!!なんだよ、それ!!」




A「呆れてなんかない。さっきは俺が悪かったんだよ。ごめんね?
ねぇ・・・にの。
俺たちのペースで進んでいこう。」




N「相葉さん・・・」




A「くふふっ。こんなにガチガチのにのちゃんに手なんか出せないよー♪」




N「はぁ?!・・・何言って・・・ガチガチなんかじゃねぇよ。」





照れてる照れてる♡




A「明日、オフだったら泊まってく?俺は仕事だから朝出てくけど。」




N「・・・泊まる。」




A「オッケー♪もう遅いし、風呂入って寝よっか!用意してくるよ。」





にのがウチに泊まるなんて久しぶりだな。
・・・俺、我慢できるかな?
手を出さないなんて言っちゃったけど・・・





おやすみのチューくらい・・・
しても良いかなぁ?

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