相葉さんの恋人になる方法
第8章 恋人になったけど。
結局キスできなかった。
相葉さんの優しさは嬉しいんだけどさ・・・
なんか向こうばっか余裕じゃない?!
そりゃ、何年も想い続けてきた俺と、最近になって俺を意識してくれた相葉さんとじゃ、気持ちの大きさは違うだろうけど・・・
悔しい!!
あの余裕の笑顔を崩してやりたい・・・
なんとかコッチのペースに持っていきたい。
そうだ、可愛い可愛いなんて言われてナメられてるなんて、俺らしくない!!
今日の昼間は、甘える俺に動揺しまくってた。
作戦がコレしかないのは情けないけど・・・
『デレにのちゃんで相葉ちゃんメロメロ作戦!!』
俺を本気にさせたらどうなるのか思い知れ!!
もっと俺に惚れさせてやる・・・
A「にのー、お風呂できたよ!先入りなー!」
一緒にお風呂・・・は、俺もヤバそうだから、出てからが勝負だ!
N「ありがとう♡
先入らせてもらうね!」
とびきりのアイドルスマイルで答える。
A「え?!う、うん、行ってらっしゃい・・・」
ふふん、首を洗って待ってろよ相葉雅紀〜!!