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相葉さんの恋人になる方法

第8章 恋人になったけど。

相葉さんに抱きついてみたけど、風呂上がりの状況が恥ずかしくて、ギュっとは出来なかった。




N「甘える俺はキライ・・・?」





あ、緊張してちょっと声が震えちゃったかも。
てか上半身裸の相葉さんに抱きついてるから、こっちのドキドキも半端ないんだって!
やっぱり恥ずかしくて俯いてしまうのが情けない。



A「・・・・・・」



N「・・・・・・」




そして無反応かよ!!



A「にの。」



N「え、ハイ。」




急に短く名前を呼ばれ、顔をあげる。



A「いや・・・あの・・・なんでもない。」



眉根を寄せて難しい表情してるけど、顔は真っ赤。



ははーん、なるほど。
照れてるんだな?



計算通り!!
もっと甘えて困らせてやる♪




N「こないだ、甘えなさいって言ってくれましたよね?
俺すごく嬉しかったんだ・・・今日はいっぱいギュってしていい??」




演技には自信があるんだ。
まぁ、男に甘える役なんかした事ないけど・・・
演技だとでも思わないとこんな素直に甘えられない。



A「・・・にのぉ・・・」



なぜか泣きそうな、情けない表情で相葉さんがギュっと抱きしめてくれる。



A「なんて可愛いの・・・普段意地っ張りだから、他の人に甘えられないんだね。
寂しかったの??
いいよ、俺がいっぱいギュってしてあげる!!」



んん?
何か若干勘違いしてるけど。
まぁいっか。




N「相葉さん・・・あったかい♡」







さぁ、どうやってキスに持っていこうかなぁ〜

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