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相葉さんの恋人になる方法

第8章 恋人になったけど。


相葉さんがお風呂に入っている間、どうやって甘えるか必死に考えていた。




単純な相葉さんだ。
分かりやすくストレートな方がいいだろう。




・・・ユックリ進もう、か。




その言葉に安心している自分もいるのは確かだよ。
だって、やっぱ怖いもん。
男同士で・・・って当然ヤった事ないし。
ヤり方も良く分かんないし?




でもさ、キスくらいしたいってのが本音。
何年も片想いしてたから、相葉さんが俺の恋人だなんていまだに信じられないんだ。




証拠をちょーだいよ!・・・って女々しい考えかな?




キスしよって言ったらしてくれるんだろうけどさ・・・
俺にもプライドがある。
俺ばっか好きみたいで、言いたくない。



だから、初めてのキスは、相葉さんからさせる。



掴みはオッケーなハズだよ?



サイズ大きめのぶかぶかスウェット。
萌え袖。
上目遣い。



どうだ、相葉さんの好物だろう!
だてに十数年親友やってませんっての。




てか風呂長いな?
ゲームでもしようかとケータイをいじっていると、相葉さんが戻ってきた。




スウェットのズボンだけ履いて、上半身は裸のままの相葉さん。




・・・色っぽい。




いやいや!見惚れてる場合じゃない。




デレにのちゃんスイッチオン!




いつもの軽口を言いつつも、相葉さんへ近寄る。





少し息を飲む相葉さん。





俺に夢中になってよ。




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