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M「いい加減自覚させた方がいいな。」


N「は？」


M「カズ。お前は可愛い。」


潤くんが俺に真っ直ぐ向き合うように座り直して、真面目な顔をして言った。


N「・・・はぁ？」


S「見た目もそうだけど・・・仕草や立ち居振る舞い全部が可愛い。」


翔さんまで大真面目な顔で何言ってんの？
助けを求めて大野さんに目をやると・・・


O「うん、可愛いよ、ニノ。」


ふにゃりとした笑顔でさらりと言った。


N「いや、大野さんや相葉さんの方が可愛いと・・・」


M「違うんだよな〜。
リーダーも相葉ちゃんも、確かに可愛い部分もあるけど。」


S「ニノ、お前は絶対的に可愛い！
生意気で天邪鬼なツンデレ小悪魔だ！
そういうのに男は弱い！！」


N「・・・翔さんキモイ。」


S「なぜ？！」


O「まぁ、ニノを抱きたいと思う奴のが圧倒的に多いだろうなって話。」


M「実際、業界でお前を狙ってる男結構いるんだぞ。」


N「え？！」


知らなかった・・・
なんかもう衝撃すぎて頭ついていけない。


M「正直、俺もお前相手なら確実に抱く方にまわるよ。」


S「ニノ、相葉くんといると甘えた顔するし・・・てっきり抱かれたいんだと思ってたけどな。」


なんだそれ！
あまりにキッパリ言われて戸惑う。


N「・・・大野さんは？」


O「そうだな・・・俺も、抱くと思うよ。」


まじかよ・・・
満場一致で『受け』かよ俺・・・



O「でも、ニノも男だから。」


M「ああ、ちゃんと相葉ちゃんと話せよ。
別にカズが無理して受け入れる事はない。」


まぁそりゃそうだけど・・・


N「・・・自信ないなぁ・・・」



M「なに、そんなテクニシャンなの？相葉ちゃんって♪笑」


N「・・・・・」


M「おい、恥ずかしいから否定してくれよ！」


勝手に照れてる潤くんは置いといて・・・
ほんとまじで相葉さんとユックリ話しなきゃな。


A「みんなおはよう！ゴメーーーン！！」


遅刻してた相葉さんが元気いっぱい楽屋のドアを開けた。