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相葉さんの恋人になる方法

第11章 バカップル。



楽屋へ戻ってきて、ホッと一息ついた後。
相葉さんが畏まって口を開いた。



A「コホン。改めて、報告するよ。」


繋いでいた手を離されて、ちょっと寂しいなんて思っていたら
グッと肩を抱き寄せられてドキっとする。



うわっ・・・
近い・・・



A「この度、にのちゃんとお付き合いする事になりましたっ!」



S「ヒューヒュー♡」



M「カズを泣かせんじゃねーぞ!」



O「やっぱお似合いだなぁ、2人。」



みんなが本当に嬉しそうに笑顔で祝福してくれるから・・・
柄にもなく涙腺が緩む。
クソ・・・



A「ありがとーーー!!
絶対泣かせないもんね♡
ね?にのちゃん♡
不満があれば絶対絶対ちゃんと言ってよ?」



N「相葉さん・・・」



優しい眼差し。
極上のキラキラスマイルが俺に向けられていることが本当に夢のようだ。



M「不満・・・ね。」



S「オイにの!
目ハートにさせてないでちゃんと話しろよ!」



N「だっ、誰が目ハートだよっ。」



A「話・・・って?」



相葉さんが怪訝な顔でこちらを見る。
少し不安そうに俺の目をじっと見つめるから、思わず目を逸らしてしまった。



N「別にっ、不満事じゃねーよ。
ちょっと・・・ユックリ話したいなってだけで。」



A「・・・そっか。
あ、じゃあ今日ウチにおいで?
一緒にご飯食べよ。」



N「うん・・・」




A「いっぱいイチャイチャしようね♡」




N「・・・っ!!」




イチャイチャって・・・
どの程度だよ?!
相葉さんはまじでなにも考えてないんだろうか・・・


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