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相葉さんの恋人になる方法

第15章 したいのに。

痴態を晒した。
自分がコントロール出来なくなる程、相葉さんに溺れてた。



Sっ気全開で俺をイジメてた相葉さんは、すっかりいつもの優しい雰囲気に戻ってる。


このギャップはズルいだろ。


さっきまでの自分が急に恥ずかしくて、相葉さんへの気持ちが溢れてしょうがなくて、堪えきれない涙が零れた。
相葉さんが大好きだ・・・



優しく抱きしめてくれている相葉さんには、きっとバレてる。
気付かないフリがヘタクソなんだよ。




相葉さんとエッチな事をするのは今回で2回目。
この2回で分かった事がある。





ひとつ目は、
認めたくなかったけど・・・どうやら俺は、
相葉さん限定で・・・Mだ、という事。


相葉さんの顔についた精子を舐めてる時、
相葉さんに見下ろされながら髪を掴まれた時、
俺は最高に嬉しかった。
あの優しい相葉さんに、乱暴にされてる・・・そう思とたまらなく胸がときめいた。


痛いのはイヤだ、とあれだけ「受け」に恐怖を感じていたのに、今は早くあの大きな相葉さんのモノを突っ込んでメチャメチャにして欲しいとすら思ってる自分が怖い。






そして、ふたつ目。
相葉さんはSだという事。
俺が痴態を晒すのを愉快そうに見つめていたあの色っぽい視線。



俺が相葉さんの精子を飲み込んだ時、優しい目なのに、どこか冷徹で鋭い視線に俺はゾクゾクした。
もっとその視線が欲しくて、射精した相葉さんのモノを舐めつづけた。
一滴も残さず精子を舐め取った。



俺をこんなMの変態にしたのは相葉さんだ。
そして、相葉さんをSにしてるのはきっと俺だ。



どちらが先にスイッチを押したのか・・・



それにしても。
上か下かなんてよく聞けたもんだな。
下にまわる気なんかあったのか?



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