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第15章 止まんない。


A side


こんなに満たされた朝を迎えるなんて、初めてだ。


隣には、可愛い顔で眠るにのちゃん。猫耳付き。


A「くふふふふ♡」


あの後、理性がぶっ飛んだ俺達はメチャクチャに愛し合った。
エロく可愛く乱れるにのちゃんはホントに最高で・・・
あ、思い出すだけでニヤニヤが止まんない♡


最後はにのちゃんが気絶するように眠ってしまって、そんなに限界だったのかとがっつき過ぎた自分に少し反省したけど・・・


眠るにのちゃんの身体をキレイに拭いている間、また興奮しそうになったのは内緒。
さすがに引かれそうだ。


にのはシーツを取り替えても起きなくて、そのまま朝までぐっすりだった。


A「・・・可愛い。」


身体を拭いた時にシッポのパンツはさすがに脱がせたけど、猫耳は汚れてないしそのまま付けておいた。


布団にくるまって丸くなり、可愛い手を口元に置いて眠るにのに、やっぱり本当に猫なんじゃないかと思ってしまう。


A「・・・・・・・・・・・」


バレたら怒るだろうけど・・・


そっとにのにスマホを向ける。
カシャっとシャッター音が鳴ると、ピクリと動いたにの。


慌ててスマホを隠したけど、にのは目を覚まさず仰向けに体勢を変えた。


A「っ・・・!!」


捲れた布団からにのの白い上半身が覗く。
小さな子供みたいに両手をあげて眠るにのはすごく可愛いのに。
胸やお腹に残る薄いけど、赤い痕・・・
キスマークを付けた意識は無かったけど、全身に激しくキスをしてる最中に吸い付いてしまったのかもしれない。


A「ヤバい・・・エロい・・・」


ダメだと思いつつ、写メを撮ってしまった。
・・・にのちゃんにバレませんように!!


そっと布団を戻し、頭をよしよしと撫でる。


まだ8:00だ。
お昼前くらいまでは寝かせておこうかな・・・?


そう考えていたら、にののスマホから大音量のアラームが鳴って飛び上がるくらい驚いた。


N「・・・・・んん。」


あ、起きちゃう!
慌ててアラームを止める。
マナーモードのバイブだけで起きれるにのが、なぜアラームをセットしてるんだ?



N「あーばしゃん・・・?」


とろんとした表情で、俺を呼ぶにの。
あーばしゃんって・・・朝っぱらから萌え死にそう!




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