スイッチ
第16章 不安たくさん。
潤くんと俺が楽屋に戻ってすぐ、相葉さんも戻ってきた。
A「にのちゃん、お疲れ様♡」
ニコッと笑って俺の頭をポンポンとする相葉さんに、キュンとなってさっきまでの不機嫌も吹っ飛ぶ。
M「・・・単純。」
ぽそっと呟く潤くん。
ウルサイ。
ホントは、さっきの女優さんと仲良くしないでって言いたいけどさ・・・
言えないもん。
相葉さんが俺に笑顔を向けてくれるだけで満足しなきゃだよ。
今はスケジュールもわりと落ち着いてて会える日も多いし。
ラブラブなんだから俺たち!!
・・・だから、気になるけど聞かない!
何話してたのかとか聞かない!!
A「今日は遅くなんないように帰るから、待っててね!」
マナブチームでの飲み会がある相葉さん。
帰りはウチに来てお泊りの予定♡
N「起きて待ってる。」
A「寂しくなったら、電話しておいでよ?
にのちゃんからの電話ならすぐ出るから♡」
N「んふふ、しないよバカ♡」
O「甘い・・・・・・・」
M「甘過ぎる・・・・・」
S「外ではイチャイチャしないようにするんじゃなかったのか?!」
AN「「は?別にイチャイチャしてないじゃん。」」
S「・・・・・・・・」
O「あれが普通の状態なんだな。」
S「信じらんねぇ。」
M「・・・翔くんだって彼女には激甘なんだろ?」
O「え、そうなの?」
S「ちょ、松潤!忘れろそんな話!」
N「なに?なんの話?」
翔さんが焦ってて、面白くなる予感。
思いきり弄ってやろうと会話に割り込んだ。
O「翔くんの彼女の話。」
A「え?!翔ちゃん彼女いたの?!」
S「いねぇって!!」
N「じゃあ妄想の彼女がいるんですか。」
A「きゃー変態!」
S「アホか!いねぇわ!」
O「そういや今までの彼女の話もあんま聞かないよなぁ・・・」
確かに、翔さんってあんまそういう話しないんだよね。