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スイッチ

第21章 甘くて苦い。



そっとシャツのボタンに触れる。
チラッと相葉さんを見上げると、熱っぽい目で俺を見つめていた。


N「カッコ良いね。」


思わず呟くと、耳元で、それだけ?と囁かれて真っ赤になってしまう。


N「・・・優しいし、キスが上手い。」


ボタンを全部外してシャツの中に手を滑らせる。


N「エッチも上手くて・・・俺の気持ち良いとこ全部知ってる。」


袖を抜くと、細いのにたくましい相葉さんのキレイな体が露わになる。
頬を寄せてピットリくっついた。


N「・・・エッチの時だけ強引で男っぽくなるとことか、ヤバいくらいクる。」


チュ、チュ、と胸やお腹にキスを降らせながら、さっき中途半端に外したままのベルトを緩めてズボンをおろした。


下着越しのモノにもチュ、としながら相葉さんを見上げてみる。



N「・・・このおっきぃのも大好き。」


下着をおろすと、相葉さんのモノが飛び出てくる。
舐めても良いのかなぁ。
舌を出して、ペロっと先っぽを一舐めしたところで相葉さんに髪を掴まれた。


A「・・・まだあげないよ?
分かってんだろ?」


俺を見下ろす相葉さんが、また口角だけをあげて笑う。


A「ほら、“何でも”してくれんだろ?」


・・・やっぱするのかぁ。


N「頑張るから・・・キスして?」



俺の思考をドロドロに溶かして。


俺の髪を掴んだまま、屈んだ相葉さんは再び俺の口内を犯す。


N「ぁっ・・・、んん・・・ゃ・・・ぁんっ、」


口の端からは唾液が溢れ、顎に伝う感覚にすら感じて甘い声が出てしまう。


N「あいばさ・・・ぁんっ、」


A「ふふ・・・可愛い。」


ホント?俺かわいい??
相葉さんが喜んでくれるなら、何だって出来るよ。


ユックリと唇を離すと、ベッドサイドのチェストからローションを取り出した。


トロトロと手に出し、壁に持たれて足を開く。
そんな俺に釘付けになってくれるのが嬉しい。


しょうがないなぁ・・・
大サービスだよ?


ユックリと足をM字に開いて、相葉さんに見えやすいようにした。


N「・・・ちゃんと見ててね?」



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