スイッチ
第21章 甘くて苦い。
N「それに・・・相葉さんが満足する前に意識飛ばしちゃった俺にも責任はあるし・・・?」
チュッと頬にキスをした。
N「でも、気持ち良過ぎて訳分んなくなっちゃうんだもん・・・
まだ経験値が足りないのかなぁ。」
そっと相葉さんの胸に手を添えて、上目遣いで見つめてやる。
N「もっとエッチの特訓しなきゃダメかも・・・
いっぱい気持ち良い事して、慣れさせないとね?」
真っ赤な顔でコクコクと頷くだけの相葉さん。
んふふっ♡かわいい♡
A「にのちゃん、誘ってるんだよね?」
N「・・・え?」
クルッと体をまわされて、あっという間に押し倒された。
N「えっ、ちょっと待って、んんっ、」
いきなり舌を入れてくる。
ウソでしょ?!
今から・・・・・?!
A「ちゃんとゴム付けるから。」
いやいや、そういう事じゃなくて・・・!!
A「いーっぱい気持ち良くしてあげるね!」
N「ゃっ、待ってってば・・・ぁあんッ♡」
結局、朝までエッチは続いてお互い寝不足。
散々喘がされた俺は声が枯れてしまい、会う人皆に風邪かと心配されてしまった。
・・・今回の教訓。
相葉さんが満足するまで付き合ってたら俺死んじゃう。
朝から何通も、相葉さんから俺の体を心配するメールが届いている。
んふふ♡
ちょっと意地悪してまだ返信はしない。
ねぇ、相葉さん。
大好きだよ。
男同士の俺たちに未来なんか無いのかもしれないけど。
ずっとずっと俺に夢中でいてね?