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スイッチ

第22章 苦くて甘い。



A「翔ちゃん、にのと松潤が怒りんぼだから俺に甘えてくるんだよ。笑」



N「は?相葉さんに甘えんの?
大野さんじゃなくて?」



O「明るい相葉ちゃんに癒されてんだろ。
お前がキツく当たるから。」



N「・・・反省してます。」



O「とにかく!!
あの2人がうまくいくはどうかは別として。
仕事に影響が出ないように関係は修復させる事。」



A「おーちゃんがリーダーっぽい!」



O「ニノ。まつずん頼んだぞ。」



N「はい。」



だから言えてねーっての・・・。
はいって返事したものの、俺大丈夫かな・・・。


自分と重ね合わせて、つい感情的になってしまう。
潤くんが、俺に素直になってくれるかも分からない。



A「にの?大丈夫だよ、大丈夫。」



リラックスして〜、と背中をさすられて心がポカポカする。
優しく微笑む相葉さんに甘えたくなるけど・・・


N「ね、相葉さん。」


A「なに?」


N「潤くんの事が落ち着くまで、相葉さんに甘えるのやめる。」


A「・・・へ?」


N「俺、自分に罰与えないと気が済まない。
潤くんに許してもらえるまでイチャイチャしないって決めたの。」


A「ちょっと待ってにのちゃん!」


相葉さんの手を両手で握って見つめる。


N「協力して?」


A「・・・・・まじで?」


O「・・・・ドンマイ。」



とりあえず、潤くんにメールしてみよう。
体調も心配だし、話だって早い方が良い。


早く、笑顔の潤くんが見れたらいいな・・・


N「じゃ、相葉さん、大野さんまたね!」


A「にのぉ〜〜〜。」


情けない声を出す相葉さんに申し訳ないと思いつつ・・・
俺は楽屋をあとにした。



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