スイッチ
第23章 ふわり、蕩ける。
A side
おれ今すげー不機嫌。
なぜなら、俺の可愛い恋人がデレデレした男に甘えているからです。
松潤を挑発してるんだろうってちゃんと分かってるよ?
俺そんなガキじゃないからね。
でもさ、もう1週間もにのちゃんに触れてないんだよ。
松潤の事が落ち着くまで、とお預けを食らってから家にも行ってない。
だって行ったら絶対襲っちゃうもん!
O「顔怖いって。」
A「そう?俺ってこんな顔だよ。」
O「別に約束守んなくても、イチャつきゃ良いじゃん。」
A「にのちゃん言い出したら聞かないもん・・・」
O「んじゃ耐えろ。1週間で泣き言いうなよ〜」
A「1週間お触りもナシだよ?!
それまで週3でエッチしてたんだよ?!」
O「え、まじで?」
A「まじだよ!この1週間は地獄だ・・・
にのちゃんの柔らかい肌を撫で回したいーーー!!」
N「何言ってんだお前ーーー!!」
翔ちゃんに絡まってたにのが、すっ飛んできて俺をはたく。
A「え、ゴメン叫んだ?」
N「バカだろお前!」
O「週3って・・・若いなぁ。」
N「なっ・・・・・・・・・・」
ヤバイ。
これは俺ピンチ。
M「へぇ〜、カズ、いっぱい寝ていっぱい食べないと体力持たないなぁ。」
さっきの仕返しか、松潤が意地悪く笑う。
S「・・・・・。」
M「翔くん、想像すんなよ。」
ヤバイ。
にのが真っ赤になって震えながら俺を睨んだ。
A「ゴ、ゴメンにの・・・、」
N「・・・良いもん別に。」
A「へ?!」
ギュッと俺に抱き着いてきたにのが、俺に触れるだけのキスをした。
A「え・・・」
驚いて固まるメンバーに、ベッと舌を出す。
N「ラブラブだもん、そりゃエッチもいっぱいするよ!
相葉さん、すっごい上手いんだからね!」
A「にの?!」
N「アンタらもさっさと恋人作れば?
俺みたいに可愛いコ、なかなか居ないと思うけど。」
ね?と俺に可愛く笑うにのちゃん。
ヤバイ、今すぐ押し倒したい。
なんなのこのかわい子ちゃんは!
S「ごちそーさまです。」
M「チッ。開き直りやがった。」
O「ふふふ、ちょっと大人になったな、ニノ。」
N「俺をからかうなんて100年早いんだよ!」