スイッチ
第24章 夢の続きを、いつか。
ヒートアップしていく2人に、ニノが慌てて割って入った。
N「ちょ、ちょっと待って!なに?!
2人付き合ってんの?!」
S「は?」
ニノの言葉に翔くんが目を丸くする。
松潤は・・・
ゆでダコのように真っ赤になって固まった。
M「つっ・・・付き合ってる訳ねーだろ!!」
N「じゃあ何よさっきの!!」
M「それはっ・・・知らねーよ!
そこの変態に聞きゃ良いだろ!!」
翔くんを睨んで、入ってきたばかりだと言うのに出ていってしまった松潤。
稀に見る怒りっぷりに、ニノも呆然としていたが、すぐに持ち直して翔くんに振り返る。
N「・・・ホントに付き合ってるんじゃないの?」
S「んな訳ねーじゃん、何で俺と潤が付き合うんだよ・・・」
ガックリと項垂れる翔くんは、一体何をやらかしたっていうんだろう。
S「潤が俺を変態だって・・・」
N「またこのパターンかよ・・・」
ニノがウンザリした顔で呟く。
S「ニノ!あの可愛い潤が俺をバカと言ったあげく変態だって・・・
俺やっぱ嫌われてんのかなーーーー?!」
N「知らんわ!本人に聞きなさいよ!」
S「だってメッチャ怒ってて話聞いてくれないんだよ!!」
半泣きの翔くんがニノをガクガク揺さぶるので、相葉ちゃんが慌てて助け出す。
A「ちょっと!にのちゃんが壊れちゃうじゃん!!」
N「相葉さん・・・そんな簡単に壊れたりしないよぉ。」
A「それでも心配だもん、俺から離れんなって。」
N「もうっ・・・バカ♡」
S「イチャついてんじゃねーーーーーっ!!」
N「うるさい撫で肩。」
S「ひどくね?!」
A「翔ちゃん、落ち着いて?
なんで松潤に嫌われちゃったの??」
S「嫌われてる前提かよ!!」
N「いいからさっさと話しなさいって。」
S「ねぇ、俺の味方っていないの?!」
智くーーーん!と情けない声で翔くんが呼ぶ。