スイッチ
第24章 夢の続きを、いつか。
おまけ
O side
A「翔ちゃん、遅いねぇ。」
N「潤くんも最近は早かったのに・・・」
俺の目の前のソファで、ニノと相葉ちゃんが心配そうに時計を眺めている。
楽屋ではイチャイチャしないと決めているらしいこの2人。
本人達は普通にしてるつもりなんだろうが・・・
N「あいばさん、お水取って?」
相葉ちゃんを呼ぶ声がすげー甘えてる。
A「ちょっと冷たいけど大丈夫?
お腹壊さない?」
大人なんだから大丈夫だろーよ。
過保護にも程があるぞ。
N「あいばさんも、飲む?」
A「ありがとー、ぅわっ・・・」
N「もぉっ、勢いよく飲み過ぎっていつも言ってるでしょ?
ほら、ビチャビチャ!」
にのがタオルで相葉ちゃんの服に零れた水を拭く。
A「擽ったいよ、にのちゃん♡」
N「ほら動かないでったらぁ♡」
O「・・・・・・。」
これがイチャイチャじゃないらしいから面白い。
翔くんが見たら、発狂もんのバカップルっぷりだよな?笑
ソファで仮眠でもしようかなと思い始めた頃、楽屋のドアがバンッと派手な音を立てて開いた。
M「おはよう!」
不機嫌MAXな表情で入ってきた松潤が、俺らを睨みながら挨拶をした。
A「お、おはよ・・・」
N「なに、どうしたの。」
S「潤っ!!」
続けて入ってきた翔くんが、俺らに見向きもせず松潤の元へ駆け寄る。
M「話しかけんな!」
S「聞いてくれよ!誤解なんだって!」
M「もう良いよ!
翔くんがあんな男だなんて思わなかった!!」
AN「「えぇ?!」」
驚いて声をあげるバカップルの2人。
うん、俺もかなり驚いてる。