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スイッチ

第12章 溢れる。


・・・恥ずか死にそうだ。


久しぶりに相葉さんといっぱいキスして、優しく撫でられて・・・
興奮MAXだったのは仕方ない。


男らしい大きな手が、俺の気持ち良い所ばかり責めるから・・・


また女の子みたいに喘いでしまって、そんな自分に余計に頭も心もふわふわしてきちゃうんだ。


そろそろ本気でヤバイと思った頃、相葉さんがデニムの上から俺のモノを咥えた。
俺の股間に顔を埋める相葉さんの姿に、とっくに限界だった俺は簡単に我慢出来なくなってしまった。



でも・・・
だからって・・・


N「ほんと最悪・・・・・」


いい大人がパンツに出しちゃうとかあり得ないだろ。
どんな羞恥プレイだよ。


相葉さんに借りたスウェットに履き替える。
パンツなしじゃ何か落ち着かない・・・


それに、相葉さんのスウェットにノーパンって・・・なんかイケナイ事してるみたい。


その気持ちは相葉さんも同じみたいで、興奮を隠し切れてない。



N「・・・家まで我慢できる?」


A「え?!」


N「それ・・・」


相葉さんのギンギンになってる股間を指さす。


N「・・・ヌいたげよっか?」


あんな状態じゃ家に着くまで地獄だろ。


A「だ!大丈夫!!・・・てか、ココでにのにされたら止まんなくなりそうだし・・・!」


N「と、止まんないって・・・」


お互い真っ赤な顔で俯く。
今日、やっぱ相葉さんもエッチする気でいるんだよね。



A「・・・もうほんとムリ!!早く帰るぞ!!」


相葉さんは俺のカバンまで持つと、強引に腕を引っ張ってマネージャーの車までダッシュした。



車の中ではほぼ無言・・・。
でも、マネージャーに気付かれないように俺の腰にまわされた手。
時々お尻あたりを撫でられて、ムズムズした気分になる。


相葉さんを睨もうと顔を向けても、窓の外を見たままの相葉さんとは目が合わない。


むぅ。


文句を言ってやりたいが、今口を開けばただの恋人同士の痴話喧嘩になりそうで堪えた。



お疲れ様でした、と頭を下げて帰っていくマネージャーの車を見送り、ホッとする・・・


A「行くぞ。」


また俺の分の荷物まで持って、スタスタと歩き出す相葉さん。


・・・もう少しの我慢だ。
玄関入ったらすぐ文句言ってやる!!


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