スイッチ
第12章 溢れる。
A side
A「に、にの・・・」
グッタリとしたにのは、抱き起こそうとした俺をキッと睨んだ。
N「・・・信じらんない!バカ!」
A「ゴメンっ、あの、」
N「ほんとバカバカバカバカっ!
やめてって言ったのにっ!」
力が入らないんだろうけど、俺の胸をポカポカと可愛く叩いてくるにのに胸キュンが止まらない。
可愛すぎるっ!!
N「もう最悪・・・気持ち悪い〜!」
A「えっと、俺のパンツ履く?」
N「履くかバカ!」
A「だよね・・・」
大量に出たのかな。
パンツの中でイっちゃうなんて・・・
エロい!!エロ過ぎるよ!!
やだやだと可愛い声で鳴きながら、パンツの中で射精しちゃうにのちゃん。
これだけで何回でもイけそう俺・・・!!
てか今すでに俺のムスコさんが大騒ぎなんだけど!!
N「・・・何考えてんの?」
A「へっ?!」
ジトっと冷たい目で俺を見るにのちゃん。
A「なんでもない!何も考えてない!!」
N「泊りの用意持ってきてんでしょ?」
泊りのロケの帰りにそのまま来たので、昨日パジャマで着たスウェットがある。
N「デニムよりマシ。貸せ。」
不機嫌に言うにのちゃんだけど、頬がピンクで最強に可愛いんですけど。
A「ゴメンね、にのちゃんが可愛すぎて調子乗っちゃって・・・」
せめてものお詫びにと、着替えを手伝おうとしたら思い切り頭をはたかれた。
N「自分でできるわバカ!!」
・・・残念。
俺に隠れるようにしてスウェットに着替えたにのちゃんは、恥ずかしそうに戻ってきて俺を見る。
N「スースーして変な感じ。」
今にのちゃんはノーパンで俺のスウェットを・・・
A「ヤバーーーイ!!」
N「ちょ、大丈夫?!」
頭を抱えた俺を覗き込む心配そうなにのの顔。
大丈夫か大丈夫じゃないかで言えばぜんぜん大丈夫じゃない!!
A「にの!早く帰ろう!!
俺もう色々限界!早くにのを舐め回したい!!」
両肩をガシっと掴んで真剣に言えば、みるみる真っ赤になるにの。
チラリと俺の股間に目をやり、
ほんとバカ・・・、と可愛い顔で呟いた。