偽恋-itsukoi-
第5章 同居
実家から全部荷物を持って
同居生活スタート!
ハルとは前みたいに仲良くなって
いつの間にかフミヤ ハル ミサト アユとゆうメンバーが当たり前になった。
ハルとミサトは私の相談とか聞いてくれたりして本当大切な存在だった。
ある日フミヤが仕事に行ってる間に掃除をしていると引き出しからポーチみたいなのが出てきた。なんだろうと思って見たら今までの元カノとのプリクラが沢山入っていた。かなりダメージはでかかったけどとりあえずは黙っていようと思った。
フミヤは独占欲、嫉妬、束縛がすごく激しかった。
フミヤがハルを呼んだのにハルと私が話してるとハルがお手洗い行ってる間とか『あいつ殴ってやろうかな』とかいうし
ハルが帰ったら毎回の様に喧嘩ばかりだった。正直めんどくさかった。
何となく私のお父さんと似ていて
怒鳴って来るのが当たり前になっていた。
私は頑固で怖いもの知らずっていう所があったからいつも怒鳴り合いで
私が壁に寄っかかってたらフミヤは本当は私を殴りたいけど女は殴れないから私の頭横らへんの壁を殴って穴を開けたりして
当てるつもりは無かったらしいけど私の身体にたまにぶつかったりしていた。
次は殴られるんじゃないかって毎日怯える生活だった。
普段はすごく優しいのに。
私はムカついちゃうとつい全部言ってしまうから私も悪いんだけどね。
喧嘩した時にプリクラの事を言ったら燃やしてくれた。
次の日にまた同じポーチが置いてあった。
…あれ?昨日燃やしたよね?
ゆっくり見てみると燃やし終わったはずのプリクラが残っていた。
何をしたいのか分からなかった。
付き合って約2ヶ月位経った時
フミヤと皆で一緒にふざけて走りまくっていたんだけどいきなり吐き気が襲ってきて吐いたけどその時は体調が悪いだけなのかと思っていた。
変わらず生活を送っていたけれどミサトと約束してたライブに行く為のお金を分かりやすいところに置いておいたんだけど当日になったらお金消えてるしフミヤに聞いたら知らねえよ!俺を疑ってんのか?!とか怒るし図星な奴ほど逆ギレすんだよ〜とか思ったよね(笑)
ライブに行きミサトは別れたほうがいいこれ以上この人に関わってると傷付くのはアユだよって言ってくれた。
今日はミサトの家に泊まらせてもらった。
耐えられなくなって電話で別れ話を切り出したらわかったとフミヤは意外とすんなり答えた。